2024年12月、いよいよ年の瀬が迫り、皆さんもお忙しい日々をお過ごしのことと思います。
まつもと医療センターのあちらこちらに、クリスマスのかわいい装飾品が飾られています。
重症心身障がい児(者)病棟、脳神経内科(ひだまり)病棟、小児科病棟では、クリスマスイベントの準備を進めています。小児科病棟は、サンタクロースの衣装を着たスタッフが病室を訪問する予定です。どのスタッフが、サンタクロースになるかは、当日までのお楽しみ。
入院中の患者さんにクリスマスの心温まる雰囲気を伝え、楽しいひとときが提供できればと思います。
看護部教育研修ではキャリアラダーレベルⅡ(主に2年目)の看護師を対象に、麻酔科医師・診療看護師・手術室看護師の協力のもと手術室での気管内挿管介助研修を行っています。
気管内挿管を実施する場合は緊急時が多いため、落ち着いて確実に介助できるよう、事前学習を行い、気管内挿管の見学、気管内挿管介助の演習を行います。
受講生の多くは気管内挿管介助の経験が少なく、貴重な研修となっています。
2024年10月5日(土)第14回病院祭を行いました。
講演会、病院内体験ツアー、健康チェック、手術室探検、理学療法疑似体験、革細工体験を行いました。今年は信州塩尻五百度太鼓保存会と松本蟻ヶ崎高校書道部をお迎えし、五百渡太鼓の迫力ある演奏や、力強い書道パフォーマンスを間近で拝見することができました。
また手術室探検は子どもから大人まで、どの年代の方にも大人気のイベントです。術衣を着用し、手術器具に触れ、看護師・医師らと手術の模擬体験をしていただきました。
地域のみなさまとふれあい、また一緒に盛り上げていただき、とても充実した病院祭となりました。
書道パフォーマンスでの作品は外来棟玄関に飾っていますので、機会がありましたらどうぞご覧ください。
2024年9月6日(金)に1年目看護師リフレッシュ研修を行いました。今回の研修は病院を飛び出し、長野県諏訪市にあるSUWAガラスの里と諏訪大社に行ってきました。
SUWAガラスの里では、自分好みのトンボ玉とビーズでブレスレットやフォトフレーム、キャンドルを作りました。諏訪大社は周辺を散策し、お参りをしてきました。仕事?健康?恋愛?みなさん、それぞれ何を願ったのでしょうか?
研修後に1年目看護師から「いつもと違った雰囲気の研修で楽しめました」などの感想が聞かれました。この研修が2024年後期も元気にがんばるきっかけになっていたようでした。引き続き1年目看護師の成長を支援していきたいと思います。
♪SUWAガラスの里にてトンボ玉とビーズで作品を作りました
♪諏訪大社で記念撮影~
2024年8月30日(金)~31日(土)に長野県安曇野市の安曇野みさと温泉 ファインビュー室山にて、職員セミナーを開催しました。
職員セミナーは2023年8月から始まり、今回で通算3回目を迎えます。セミナーには看護師をはじめとしてたくさんの職種が参加し、そのうち看護部からは14名が参加しました。
1日目は医療トラブル防止とその対応について、林弁護士から法令を踏まえた講義がありました。2日目は医療安全とその後の対応について、事例をもとにグループワークを行いました。多職種で活発に意見を出し合い、様々な視点で多くの学びを得ることができました。今回学んだことを活かして、多職種で連携し、よりよい医療・看護の提供ができるよう努めていきたいと思います。
♪多職種でのグループワークの様子
♪ファインビュー室山からの眺め
2024年4月に26名の新しい看護師が増え、4か月が経過しました。
今回は小児・成人の混合病棟に勤務する2名の看護師の『今』をご紹介します。
Aさんは新人看護師です。
「この4か月はあっという間でした。学生の頃には気づけないことがたくさんあり、毎日新しいことを覚えるのが大変ですが、先輩看護師の皆さんに優しく教えてもらっています。静脈注射の試験があり合格して嬉しいです。休みの日は友達とご飯を食べに行ってリフレッシュしています。」
Bさんは国立病院機構の転勤制度により他県より転勤してきたママさん看護師です。
「育児時間という制度を利用し、9時~15時45分までの勤務をしています。働くママにとって配属先の周囲のスタッフの理解と協力は不可欠で、そのことを不安に思っていました。新しい環境で育児と仕事が始まり3か月が過ぎ、忙しい毎日ですが、職場での協力が得られ、子供の発熱などでの急なお休みや早退に快く対応してもらえます。勤務終了時間が近づくと、周囲のスタッフが声をかけてくれるので、受け持ち患者の引継ぎもスムーズに行えて安心して働けています。」
2024年8月7日(水)・21日(水)に病院見学会、8月8日(木)・22日(木)にインターンシップを実施しました。
お越しいただいた参加者のみなさま、ありがとうございました。
病院・看護部の説明後に、病院見学会は各病棟で先輩看護師と交流会、インターンシップは先輩看護師と看護体験をしました。看護体験では手浴・足浴などの清潔ケアの実施、処置や検査、手術室の見学、文字盤を使用した患者さんとのコミュニケーションなどを体験していただきました。参加者からは「臨床実習とは違った緊張感がありましたが、まつもと医療センターの雰囲気がわかりました」といった感想がありました。
意見交換会では参加者の方から積極的に質問があり、私たちにとっても有意義な時間となりました。
ぜひ、一緒に看護できることを、心待ちにしています。
2024年6月に第1回 職員健康診断を行いました。定期健康診断は労働安全衛生法に基づき、国立病院機構の規程で定められ全職員が受診します。検査項目は職種や年齢などにより異なりますが、問診・身長・体重・腹囲・血圧・胸部X線・血液検査・尿検査・便検査・心電図検査・聴力検査・視力検査・眼科検査・皮膚科検査・ストレスチェックなどです。
病院に勤務する私たちも自分の健康状態を知る機会となります。健康第一で患者さんに安心していただける看護の提供に努めたいと思います。
また、病棟での職員健康診断は新人看護師の採血の技術研修の機会となっています。新人看護師は4月より看護技術の演習を積み重ねています。少しドキドキしながら先輩看護師の採血を行いました。患者さんへの採血がより安全に行えるよう、看護技術の習得に磨きをかけていきます。
看護の日イベント「一日まちの保健室」を開催しました
2024年5月11日(土)に塩尻市のコミュニティマーケット・プレイス ギャザ 1階広場で「1日まちの保健室」を開催しました。
当日は快晴で、延べ700人を越える多くの方々が来てくださいました。
看護師以外に医師・薬剤師・栄養士・理学療法士・臨床検査技師・療養介助専門職・保育士・事務職員が参加し、骨密度測定・血管年齢測定・体脂肪測定・医師や看護師による健康相談・栄養相談・お薬相談・健康体操、AED体験・輪投げ・バルーンアートプレゼントを行いました。輪投げとバルーンアートプレゼントはお子さんたちに人気でした。
また看護師の仕事の様子を伝えるためにポスターで各職場の紹介をしました。
地域のみなさまと交流でき、とても貴重な時間でした。これからも地域のみなさまとのつながりを大切にし、求められる看護が提供できるように努めてまいります。
5月12日は「看護の日」です。
現代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人ひとりが分かち合うことを目的に1990年に制定されました。
まつもと医療センターの「看護」を伝えるために「1日まちの保健室」を開催します。
当日は看護師以外に医師・薬剤師・栄養士・理学療法士・臨床検査技師・療養介助専門職・保育士・事務職員が参加し、身体計測や健康相談、健康体操、AED体験などを行う予定です。
入場料は無料で予約は不要です。
お気軽にご参加ください。
日時:2024年5月11日(土)12時~16時
場所:コミュニティマーケットプレイス・ギャザ 1階広場
(長野県塩尻市大字広丘野村1688-1 JR篠ノ井線 広丘駅から徒歩4分)
令和6年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震・津波の被害において、石川県より国立病院機構本部を通じて、医療支援等について協力依頼がありました。当センターは令和6年1月15日~1月19日に、看護師2名と医師1名、薬剤師1名、事務職1名、合計5名で1チームとなり、輪島地区の避難所を中心に活動しました。健康観察、診察、薬の処方などその場のニーズに合わせて支援しました。
まだまだ予震などあり不安な日々ですが、被災地の一日も早い復興と、被災された方々が安心して生活できますよう心より願っています。
2023年11月24日(金)に松本市にて大規模災害が発生したと想定した院内で初めてのトリアージ訓練を行いました。医師、看護師をはじめとし、まつもと医療センターの全職種が参加しました。
看護師は、トリアージセンターと各救護所(赤・黄・緑・黒エリア)の対応、模擬患者・家族役を行いました。
訓練をしてみると様々な課題があることがわかりました。実際に災害が起きたときに対応できるよう、今後も継続して訓練したいと思います。
2023年10月下旬に、全職員対象のインフルエンザ予防接種を実施しました。事務は受付、医師は問診、看護師は注射の準備と接種を担当しました。
現在、長野県全域で、インフルエンザ患者が増加しています。皆さんもご自身の体調管理にお気をつけください。
2023年9月14日(木)外部講師を招き、まつもと医療センター人生会議(ACP)研修会を行いました。ACPとは、Advance(前もって)・Care(医療やケアについて)・Planning(計画すること)であり生前の意思表示のことをいいます。
研修では「講義」と「もしバナゲーム」を行いました。「もしバナゲーム」は、もしもあと半年から一年の命と言われたら、何を大切にしたいか考えたり話し合ったりするきっかけを作るためのゲームです。研修に参加した医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・事務職員など様々な職種でグループを作り、「人生の最後どう在りたいか」についてゲームを通じ考え、自身の価値観について新たな気づきを得ながらACPについて学ぶことができました。
2023年8月25日(金)~26日(土)に松本市にある崖の湯温泉の温泉宿で、第1回職員セミナーを開催しました。
セミナー参加者は医師、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士と多彩な職種の30名で、そのうち看護部からは11名が参加しました。セミナーのテーマの「経営」について講義やワークショップを行いました。
部門を超えて活発なディスカッションを行い、大変有意義な職員セミナーとなりました。
2023年8月5日(土)、松本ぼんぼんに病院職員あわせて85人で参加しました。
お揃いのはっぴを着て、みんなで一緒に楽しく踊りました。
踊り手5,700人が松本の夏の夜を彩り、45,000人の来場者のもと、盛大なお祭りとなりました。
2023年7月12日(水)にセイコーエプソンによる「ゆめ水族園」を開催しました。「からだがゆるむ心がほどける」をテーマに、広い室内いっぱいに海の中の様子、海に住む魚や動物などが、波や風の音とともに映し出されました。
暑い中、患者さんも職員も一服の涼を感じることができました。