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独立行政法人国立病院機構 まつもと医療センター

療育指導科とは

療育指導科 療育指導室は

重症心身障害病棟、小児科病棟を対象に、

  • 利用者のQOLを考慮した生活支援
  • 行事の企画運営
  • 発達障害への取り組み
  • 在宅支援

などを行っています。

また、当院の地下1Fにある療育訓練棟で行われるコンサートも企画運営しています。

療育指導室の業務

重症心身障害児(者)病棟対象業務

平成18年9月までは、措置委託病床として運営されていましたが、一部措置制度は残りましたが、平成18年10月より利用者と病院との契約関係による入院となりました。

現在18歳未満の方は、児童福祉法における医療型障害児入所支援(指定発達支援医療機関)、18歳以上の方は、障害者総合支援法における療養介護として運営を行っています。

療育指導室職員は福祉職として、医療施設の中で生活者としての視点から日常をとらえ援助することを心がけています。

グループ療育活動

月曜から金曜日までの午前・午後の時間帯に活動しています。ムーブメント教育・療法、スヌーズレン、音楽活動等を通して、仲間と楽しい時間を共有し、自己実現を図ります。

行事

誕生会

2か月に1回、誕生者を対象に行っています。

お楽しみ会

病棟プレイルームや療育訓練棟に皆で集まり、音楽ボランティアさんの演奏を聴いたり様々な企画、催し物を楽しみます。

社会見学

職員・家族と共に病院外へ出かけ、家族との交流を図りながら社会経験をします。いちご狩り、一泊旅行、旅館での食事など、家族の希望と本人の機能を合わせて行き先を決めて出かけます。

春フェスティバル

利用者の皆さん・ご家族・ボランティアを含めて総勢100名以上が参加するビッグイベントです。

秋のイベント

ご家族・ボランティアをはじめとする院内外の方々と交流を図りながら、楽しいひとときを過ごします。平成26、27年度は、ハロウィンパーティーを行いました。

コンサート

外来入院を問わず、病院全体を対象とした行事で、地域の音楽ボランティアを招き、療育訓練棟にてコンサートを行っています。

まゆ玉作り

地域伝統行事のまゆ玉作りを経験し、彩りや匂いを楽しみます。

在宅支援(ショートステイなど)

医療型短期入所(ショートステイ)

障害者総合支援法の介護給付対象事業です。市町村において障害福祉サ−ビス受給者証の交付を受けた重症心身障害児(者)の方は、短期入所の利用が可能です。
ショートステイは、家族の何らかの理由で一時的に家庭での養育が困難となった時に、入院が可能な制度です。

対象者は重症心身障害の特性に配慮し、上記、障害福祉サ−ビス受給者証の交付を受け、当院の小児科専門外来を予め受診し、当院と短期入所利用の契約をされた重症心身障害児(者)です。

問い合わせ先Tel.0263(57)2096(直通)療育指導室

デイコミュニティ

毎月1回、在宅の障害児(者)の方の療育活動を行っています。

多機能型通所支援事業所「すてっぷ」
(児童発達・放課後等デイサービス・生活介護)

児童福祉法及び障害者総合支援法に基づき、重症心身障害児(者)の日中における活動の場を確保しています。

医師の診療、療育活動等を通して、専任の看護師、保育士が利用者の健康への取り組み、療育支援を行っております。

人工呼吸器、経管栄養など、重度な医療ケアを必要とする方の受け入れも行っています。

小児科病棟対象業務

小児科病棟は、寿台養護学校(小・中・高等部)に通学しながら治療を受けられます。

病棟では、児童指導員が集団生活の調整や子どもの成長に応じた援助、問題行動への対応、必要に応じて面談などを行っています。平成20年4月より病棟に保育士が配置されました。環境設定からスタートし、遊びや関わりを通して入院生活によるストレスの軽減や、付き添い不在のお子さんへの対応、家族への支援などを行っています。

病院は「痛いことをされるところ」「こわいところ」という思い出で終わってしまわぬよう、少しでも楽しい思い出と一緒に退院していただけたらと思います。

行事

誕生会

月1回の誕生会は、誕生月の子どもの選んだカットを児童指導員が色紙に描き、病棟の仲間たちが寄せ書きをして本人に贈ります。病院の手作りケーキでお祝いします。

病院で誕生日を迎えられた急性期のお子さんにはスタッフのメッセージを書いたバースデーカードをプレゼントしています。

季節行事

入院中でも患児が季節感を味わえるよう季節に応じた行事を企画しています。

7月 七夕会
9月 秋まつり
10月 ハロウィンパーティー
その他

入院治療を円滑にすごすには家族との交流がとても大切です。
週末外泊の実施や学校の長期休業時は、病状にあわせた外泊をお願いしています。

肥満体験入院

春休み、夏休みに小学生を対象に楽しく運動しながら肥満について学ぶ2泊3日の体験入院を実施します。

療育指導室は仲良く集団生活ができるように配慮しながら、楽しく体を動かす企画を担当します。

ムーブメント教育・療法セミナー

当院では平成11年から毎年、遊びを通して体を動かし心身の発達を促す「ムーブメント教育・療法」の研修を松本市で実施し、障害者施設の保育士や養護学校の教諭など、障害を持った方の療育に関わる100人以上が集まり、講義や実技を受けています。

この研修には毎回、ムーブメント教育・療法を国内に紹介した第一人者である小林芳文先生も講義や実技に参加して受講生とともに汗を流しています。

手を全く動かさなかった方が楽しい遊びの雰囲気を感じる中で、自然と手や体を動かす場面を目の当たりにするとムーブメント教育・療法の有効性を実感することができます。

毎年、夏休み期間中に開講していますので、その時期になりましたらホームページでご確認ください。

セミナーの様子

ボランティア(募集)

いつもとちがう自分を発見してみませんか?
療育指導室では、ボランティアを募集しています。

活動内容

  • 行事の手伝い(車椅子での利用者さんの移動・運営スタッフなど)
  • 日常生活の手伝い(食事・散歩など)
  • その他、ご希望がある方はご連絡いただければ幸いです。

※また、活動する前には、ボランティア保険に加入して頂きます。

コンサートへの出演

病院の療育訓練棟でコンサートを開催しています。このコンサートへの出演者を募集しています。

病院にふさわしい内容かどうかを審査した上で、40~60分間の発表の場を提供します。

活動を希望する方は
療育指導室へご連絡下さい。

入所者さんは出会いと温かさを求めています。

病児保育(ひまわりハウス)

病児保育は、病気の回復期に至らないお子さんが集団保育及び勤務等の都合で家庭での保育が困難である場合にお子さんをお預かりします。家庭に準じた環境の中、専用の病児保育室で保育・看護します。当院は松本市・塩尻市・山形村・朝日村在住、または松本市内に勤務している保護者の児童を定員6名でお預かりしています。

ひまわりハウスへのアクセス

病児保育(ひまわりハウス)


病児保育(ひまわりハウス)駐車場 松本市病児保育事業利用登録(変更)申請書
松本市病児保育事業利用申請書
病児保育事業診療情報提供書
保護者からの連絡票
認可外保育施設在園証明書
病児保育室パンフレット