診療内容
当センターの眼科では眼疾患全般を対象に診療を行っています。原則として予約制で、地域病院との連携をはかり、紹介患者様に対して、手術、レーザー治療、入院が必要な治療(点滴加療など)の他、特殊検査などを行っています。特に専門性を有する疾患や、緊急手術が必要な症例では、信州大学眼科に紹介させていただき、連携をとりながら診療しています。
手術は、信州大学眼科から手術援助を受け、予定手術を行っています。白内障手術は、日帰りから、1泊、2泊入院で行っております。2泊入院では、手術前後の生活が不安であるお一人暮らしの方や、術後の頻回の外来通院が難しい遠方にお住まいの方なども、安心して手術を受けて頂けています。また、高齢や全身疾患を有する症例でも当院他科と連携し、安全に施行可能です。
- 急速に進歩する眼科治療の恩恵を患者様に受けて頂くために、信州大学病院との連携を密にし、当院でできない治療・検査が必要な場合は大学病院に紹介させて頂いています。
- なお、コンタクト診療や角膜屈折矯正手術(近視矯正手術)は行っていません。
- 多くの疾患では散瞳検査(点眼薬で瞳孔を開いて行う検査)が必要です。検査後も数時間は瞳孔が開いたままになりますので、運転しての来院はできる限りご遠慮ください。
令和5年度診療実績 手術件数
水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 108件 |
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後発白内障手術 | 11件 |
涙点プラグ挿入術、涙点閉鎖術 | 10件 |
網膜光凝固術(通常) | 7件 |
網膜光凝固術(その他特殊) | 7件 |
結膜下異物除去術 | 1件 |
結膜腫瘍摘出術 | 1件 |
硝子体切除術 | 1件 |
診療体制
常勤医1名ですが、非常勤医師4名で、信州大学眼科より診療援助・手術援助を頂いております。それにより、幅広い症例への対応が可能で有り、また、大学の専門外来との連携もスムーズです。
外来は、毎日午前中に一般診療を行い、午後に特殊検査を行っています。
手術は 火曜日に行います。