診療内容
当センターの耳鼻咽喉科では耳・鼻・咽喉頭(のど)の一般的な耳鼻咽喉科領域の疾患をあつかっています。耳・鼻・咽喉頭(のど)は孔のなかです。孔の奥を見るためには器具が必要です。従来から使われている額帯鏡もそのひとつですが、近年、顕微鏡・内視鏡などの光学機器が進歩し、より正確な所見をとることが可能となっています。またモニターに画像を出してご本人やご家族にも見せることが出来ます。
主な疾患の入院・手術の流れ
- 突発性難聴は外来で治療する場合もありますが、難聴の程度などによっては5~10日の入院となります。
- 扁桃など咽喉頭の炎症が強く、高熱・痛みのため食べられない場合には3~7日の入院となります。
扁桃炎から周囲炎、さらに周囲膿瘍に進展した場合には穿刺や切開による排膿が必要となる場合があります。 - 顔面神経麻痺・めまいの場合、症状の程度によっては3~7日の入院となります。
令和5年度診療実績 手術件数
鼻腔粘膜焼灼術 | 23件 |
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鼓膜切開術 | 3件 |
扁桃周囲膿瘍切開術 | 2件 |
耳介血腫開窓術 | 1件 |
鼻内異物摘出術 | 1件 |
唾石摘出術(表在性) | 1件 |
診療体制
外来は午前中のみで、月・火・木・金曜日は一般診療日で、(第1・3)水曜日は特殊診療日です。
特殊診療では小手術、生検、時間を要する処置・検査を行っています。
スタッフ
耳鼻咽喉科医長
後藤 昭信 (ごとう あきのぶ)
昭和57年卒
■資格
日本耳鼻咽喉科学会
■専門領域など
耳鼻咽喉科一般