診療内容
総合診療科とは、専門化・細分化しすぎた今の医療の中で、全人的に人間を捉え、特定の臓器・疾患に限定せず多角的に診療を行う部門です。総合診療外来は「症状や経過」に着目して、迅速かつ適切に「診断」をつける診療科でもあります。その後は、適切な診療科への紹介を行っています。自分の症状がどこの診療科に受診して良いかわからない、いろいろな診療科を回って診てもらったが診断がつかない、その様な時に受診するのが総合診療科です。近年の高齢化社会の進行に伴って、種々の疾患を合わせ持つ高齢者が増え、その存在意義が大きくなっています。2018年4月から始まる新専門医制度では、19番目の専門医として総合診療専門医の研修が開始されます。総合診療外来は毎日午前の診療を行っています。
診療実績(令和3年度)
外来患者数 | 1,869人 |
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診療体制
医師1名と信州大学からの診療援助の非常勤医師3名で、毎日午前中外来を行っています。