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独立行政法人国立病院機構 まつもと医療センター

病院概要

2018年5月に2病院(松本病院と中信松本 病院)が一体化し、新たなスタートを切りまし た。この新たなまつもと医療センターは458床 を有し、HCUと地域包括ケア病床を新設、「急性期医療」から「慢性期医療」まで様々な 診療機能を有する病院となりました

当院の特色

<豊富な内科系診療科>
内科、血液内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、神経内科があり、各診療科共に併せて12名以上の専門医がおり、中信地区の基幹病院としての役割を担っています。

<血液病診療>
26床の無菌病床を含む50床の血液病棟で、4名の専門医が血液疾患の診療に当たっています。造血幹細胞移植やHIV感染症専門外来にも力を入れています。

<呼吸器疾患診療>
県内で2カ所の結核病棟を有しており、3名の呼吸器内科医と3名の呼吸器外科医が肺癌診療や呼吸器感染症診療を行っています。

<神経難病診療>
指定療養介護病床を含む50床の病棟で、3名の脳神経内科医が神経疾患の診療に当たっています。ロボットスーツを用いたリハビリにも力を入れています。

<消化器病診療>
4名の消化器内科医、4名の消化器外科医が診療に当たっています。週1回のカンファレンスでは院内の内科・外科・病理・放射線科のみならず、院外の医院の先生方も参加し積極的にディスカッションしています。

<循環器診療>
3名の循環器内科が心不全治療を中心に診療しています。

<小児診療>
県内一般病院では最多の9名の小児科医が幅広く小児内科疾患を診療しています。中信地区の半分以上の二次輪番を担当して救急医療にも力を入れています。100床の重症心身障害病棟も担当し、診療しています。

臨床研修の魅力

プライマリケアに対する基本的知識と技能を広く実地に修得し、医師としての資質の向上を図り、医療における医師と患者の関係について理解を深め、地域医療に貢献することを目的としています。また、多くの専門診療科の診療を間近で接することにより、専門医研修へ移行しやすくなります。

<内科> 総合的な診療能力を養成
総合的な診療能力の養成を目標にして病棟診療チームの一員として希望する分野の指導医のもとで研修を行います。多彩な専門領域(消化器・肝臓、腎臓、循環器、血液、呼吸器、神経)から選択可能です。

<外科> 基本的な外科手技を身につける
一般外科のほか、消化器外科コース、呼吸器外科コースを選択できます。希望があれば両方のコースも選択できます。主に助手として手術に参加し、外科診療の基本手技と基本的知識を習得し、common diseaseの診断・治療方針を立てられることを目標とします。アドバンスコースでは初級レベルの手術の術者も行います。

<小児科> 小児医療におけるプライマリケアの能力を習得
充実した指導体制のもと、一般外来や小児2次救急、急性期入院や慢性期入院など幅広く小児医療を研修できます。また、重症心身障害児の診療・ケアを学ぶことができ、院外研究会での発表機会も多いです。

<救急> 2次救急中心の研修
昼間は救急専門医に帯同して救急搬送患者の診療に当たります。また、夜間は内科系、外科系、小児科の3つの救急体制を敷いており、主に2次救急輪番日に担当指導医とともに、救急外来当直を行います。希望があれば、信州大学医学部附属病院での3次救急研修も可能です。

募集要項

令和4年度 初期研修医 募集要項

年間研修計画

1年目を研修する場合(案)





内科
当院の
「内科(腎臓内科を含む)」「消化器内科」「循環器内科」「呼吸器内科」「血液内科」「脳神経内科」
から3か月毎2つ選択。
救急
当院の2次救急、2か月と、信州大学医学部附属病院救急部での3次救急1か月。
救急を1年目と2年目に分割してもよい。また当院の麻酔科研修を、4週間を上限として、
救急の研修期間とすることができる。
外科 当院で研修。令和2年度より必修。
小児科 当院の小児科での研修。

2年目を研修する場合(案)







地域医療 原則として2年次に行う。
精神科 医療法人芳州会村井病院での研修。
産婦人科 信州大学医学部附属病院産婦人科、あるいは松本市立病院産婦人科での研修。
総合診療
午前中の総合診療外来及び午後の外来walk inへの対応を行う。
責任医師:午前は総合診療外来担当医師。午後は患者の診療当該科。

研修プログラム概要

専門医制度認定施設一覧

  • 日本内科学会認定医制度教育関連施設
  • 日本血液学会認定医制度研修施設
  • 日本循環器学会認定医制度専門研修施設
  • 日本小児科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本外科学会選定専門医制度修練施設
  • 日本胸部外科学会認定医制度関連施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医制度指導施設
  • 日本消化器外科学会認定専門医修練施設
  • 日本乳癌学会認定専門医制度指定訓練場所
  • 日本整形外科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本脳神経外科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本皮膚科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本泌尿器科学会認定専門医教育施設
  • 日本眼科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本麻酔科学会認定麻酔指導病院
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医研修施設
  • 日本病理学会認定病院 B
  • 日本臨床検査医学会認定施設
  • 放射線専門医修練機関

プログラムの目的

プライマリケアに対する基本的知識と技能を広く実地に修得し、医師としての資質の向上を図り、医療における医師と患者の関係について理解を深め、さらに救急医療を通じて地域医療に貢献することを目的とします。

研修管理責任者・プログラム責任者

臨床研修管理委員長 近藤 竜一(統括診療部長)
プログラム責任者 井上 泰朗(手術部長)

臨床研修を行う分野と研修期間

必修科目
内科 6ヶ月 まつもと医療センター
救急部門 3か月 まつもと医療センター・3か月 信州大学医学部付属病院等
地域医療 1か月 まつもと医療センター・研修計画地域医療参照
選択必須科目(基本的には1ヶ月)
外科 まつもと医療センター
麻酔科 まつもと医療センター
小児科 まつもと医療センター
産婦人科 信州大学医学部付属病院等
精神科 村井病院
選択科目

脳神経外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科、皮膚科、研究検査(病理)科、整形外科

臨床研修プログラム

■臨床研修プログラム2021年度版
 ダウンロードして閲覧願います

■臨床研修プログラム2022年度版
 臨床研修プログラム2022年度版

病院見学

随時、見学を受け入れております。下記担当までご相談下さい。 宿泊をご希望の場合は、院内の宿泊施設をご利用いただけます。(無料)

参考資料

まつもと医療センターCPC一覧

連絡先

管理課庶務係長 堀江 賢一
電話:0263-86-2532(直通) e-mail:229-sy-info@mail.hosp.go.jp